キミの隣で想うコト
「ってか駿まだかなぁー?」

「あぁ、多分すぐだと思うよ。」

「駿の家、近いの?」

「うん、かなりね。チャリならぶっ飛ばして3分かな。」

「それは近いね。」

「だろ?」



「ねぇ、駿っていつもああなの?」

「なにが?」

「人数多いと口数少ない気がする。」

「あ~まぁいつもってわけじゃないけど、大人数だとあんまりかな。でも、俺といるときは普通にべらべら。」

「ふ~ん、そなんだ。」

「…あいつのこと気になるの?」

「なに言ってんの。ただ、どうなのかなぁって思っただけ~。」

「そっか。」

「うん。」

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