あなたに届きますように…。上
3年生も引退して、季節は冬になった。

新チームのレギュラーとしてみんなで頑張っていた。

どこの世界にもどんな時代でもいじめはあって

バレー部内でもいじめは当たり前のようにあった。

それが原因で辞めた先輩もいた。

誰かが辞めてもいじめが無くなるわけぢゃなかった

みきが仲間外れにされて、練習中泣いたときもあった

その時は間に先輩が入って、直ぐに仲直りできた。

この時ぐらいからバレー部の人数は減り出したのかもしれない。

****************
バレーをする事で、私は自然に笑えていた

不思議なくらい夢中になって練習していた

レギュラーで居続けたいって目標を持った

バレーを好きになってよかったって

心から思っていた。

バレーが私の大事な物を奪うまでは
< 24 / 102 >

この作品をシェア

pagetop