あなたに届きますように…。上

「ね「ごめん」

え?私が痺れを切らして声をかけようとした時

のんが初めて口を開いた。

「ごめん。仲直りしたい。やっぱり恵美と一緒に居ると楽しいし、

みんなに仲直りしたいんやろ?って言われて気づいた」

私は驚いてしまった。あの、のんから謝ってくるなんて

おもってもいなかったから。

私は嬉しくなった。のんと仲直りして直ぐにしーちゃんにも知らせた

私達はまた仲良し3人グループに戻った。
もう2度と同じことはしないと誓って。

****************

もしも、この時私が許さなかったら

仲直りなんてしなかったら

誓った約束を忘れなかったら

今の私も少しは変わっていたかもしれない

もしかしたら、3人とも笑って話ができたのかもしれない。

後悔しても仕方ないし、キリがない。

過去が変わるわけでもないけど、私は

今でも後悔してる。
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