あなたに届きますように…。上
「ね「ごめん」
え?私が痺れを切らして声をかけようとした時
のんが初めて口を開いた。
「ごめん。仲直りしたい。やっぱり恵美と一緒に居ると楽しいし、
みんなに仲直りしたいんやろ?って言われて気づいた」
私は驚いてしまった。あの、のんから謝ってくるなんて
おもってもいなかったから。
私は嬉しくなった。のんと仲直りして直ぐにしーちゃんにも知らせた
私達はまた仲良し3人グループに戻った。
もう2度と同じことはしないと誓って。
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もしも、この時私が許さなかったら
仲直りなんてしなかったら
誓った約束を忘れなかったら
今の私も少しは変わっていたかもしれない
もしかしたら、3人とも笑って話ができたのかもしれない。
後悔しても仕方ないし、キリがない。
過去が変わるわけでもないけど、私は
今でも後悔してる。