あなたに届きますように…。上
家について、少ししてから電話がなる。

夜勤明けで家に居た母が電話に出る…

話をしている母の顔がどんどん曇っていく

そして、電話が終わって母は私の斜め前に座って

ご飯を食べる私を見ていた。そして横から叩いた

叩かれるのはわかってた。でも食べ終わってからにしてほしかった。

心は呑気な考えなのに、痛かったから涙がでてきた

隣に居た祖母は母がいきなり叩いたから、状況理解ができずに

驚いていた。そして私は母に車に連れていかれ後部座席に

乗せられた。母は運転席に座りエンジンをかける…

うつむいている私に母はいつもの優しい声で訪ねてきた

「みぃちゃん、お母さんもう疲れた」

私は首を縦に振ることしかできなかった。そして次の言葉に

私は驚いて顔をあげた、でもすぐに笑顔を作って

「どっちでもいいよ」って答えた。

母が私に言った言葉…「山か海どっちがいい?」

本気だったのかもわからないでも、母は死のうとした、私と

別の言い方をすれば、娘を殺して自分も死のうとした…

私の笑顔をみた母は驚いていた。結局家に戻り私は眠りについた

父や姉が帰ってきてすごく怒られた。姉がバイトしていて

知り合いも多い本屋だったから。母にはのんに頼まれたこと

全てを話した。そして次の日、私と母は校長室に向かった。
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