スピン☆オフ
「だって、このコの言う通りじゃん?!ふっつ~に考えて、自分を襲わせた男と付き合うなんて、相当バカか?相当頭おかしいか?だろ?」
「分んないじゃないかよ!!!」
「オレだったら、そんな女遠慮するね。」
「う~ん…。」
なんか悩み始めた。
「ところで、お嬢さん?!お名前は?」
尚吾の横をヒョイっと抜けて出てきた。
「なんで、あんた達に答えなきゃいけないかな?」
「お礼させてください。」
イケメン君がニッコリと笑った。
「いらないし…。関わらないで欲しいくらい。」
無表情のあたし。
「いやいや、恩人にきちんとお礼はしたい主義なんだ。」
「…。」
「秀一です。栗沢秀一…〔クリサワ・シュウイチ〕。ちゃんと自己紹介してなかったね。」
相変わらずイケメン・スマイルで右手を出してきた。
なんか、この笑顔が胡散臭いと思うのは、あたしだけ?
だけど、ジッと瞬きせず笑顔で右手を出していて。
「…紗羽。」
良心に訴えられてしまった。
「よろしくね。」
そう言って、あたしの右手を掴むと優しく握ってくれた。
イケメン君の握手してくれた手は、本当に心地良い温かさで…。
抱きしめられた腕と同じくらい温かかった。
「ずるいぞ!!秀!!」
恨めしそうな顔で、じ~っとこっちを見ている尚吾。
「当たり前だろ?尚吾は酷い事しちゃったんだから。」
「あぁ~いいなぁ~!!」
半分、泣きそうな声。
「ところで、紗羽ちゃんていくつなの?」
「…14。」
ふてぶてしく答えた。
「そりゃ、尚吾は立派なロリコンだ。」
笑って尚吾の顔を見てる。
イケメン君が女の子にモテる意味が、よ~く分った…。
「分んないじゃないかよ!!!」
「オレだったら、そんな女遠慮するね。」
「う~ん…。」
なんか悩み始めた。
「ところで、お嬢さん?!お名前は?」
尚吾の横をヒョイっと抜けて出てきた。
「なんで、あんた達に答えなきゃいけないかな?」
「お礼させてください。」
イケメン君がニッコリと笑った。
「いらないし…。関わらないで欲しいくらい。」
無表情のあたし。
「いやいや、恩人にきちんとお礼はしたい主義なんだ。」
「…。」
「秀一です。栗沢秀一…〔クリサワ・シュウイチ〕。ちゃんと自己紹介してなかったね。」
相変わらずイケメン・スマイルで右手を出してきた。
なんか、この笑顔が胡散臭いと思うのは、あたしだけ?
だけど、ジッと瞬きせず笑顔で右手を出していて。
「…紗羽。」
良心に訴えられてしまった。
「よろしくね。」
そう言って、あたしの右手を掴むと優しく握ってくれた。
イケメン君の握手してくれた手は、本当に心地良い温かさで…。
抱きしめられた腕と同じくらい温かかった。
「ずるいぞ!!秀!!」
恨めしそうな顔で、じ~っとこっちを見ている尚吾。
「当たり前だろ?尚吾は酷い事しちゃったんだから。」
「あぁ~いいなぁ~!!」
半分、泣きそうな声。
「ところで、紗羽ちゃんていくつなの?」
「…14。」
ふてぶてしく答えた。
「そりゃ、尚吾は立派なロリコンだ。」
笑って尚吾の顔を見てる。
イケメン君が女の子にモテる意味が、よ~く分った…。