スピン☆オフ
急いで階段を下りて行きながら、恐怖に襲われていた。


あたしの体は普通じゃないんだ!!!


ホテルまで泣きたい自分を抑えながら、必死に走って行った。


部屋につくなり、ドアに背中をもたらせながら大きな声で泣いた。


自分自身が許せなかっただけじゃない。


こんな体になってしまってる自分が、汚く思えて仕方なかった。


あの時、霧生の顔が浮かばなければ、また泥沼に浸かってしまう所だった…。






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