スピン☆オフ
「ん!?…秀??」
ポケットに手を突っ込みながら、ニッコリ笑って秀が立っている。
急いでドアのチェーンと鍵を外すとドアを開けた。
「よっ!!どうしたかと思ってね。」
ニッコリ笑いながら部屋に入ってくるその顔に、あたしはボーゼンとしていた。
だって、ここのホテルなんて教えてないのに…。
「どうして、ここが分ったの?」
「う~んとね、ここで働いてるお姉さんと、前に一晩ご一緒してね。」
「だからって、あたしがいるの知らないでしょ?」
「ここ最近、顔見ないから心配でさ。ちょっと調べたら、ここに居るって分ったから。」
ニカッと笑うその顔に、怒る気にもなれない。
だって、母性本能に訴えるような顔なんだもん!!!
いたずらっ子のような、カッコいいような…。
「それで?何の用事ですか?」
ベットに座ってる秀に、危なさを感じ向かいのソファに座った。
「尚吾が心配してたっつうか?落ち込んでたからさ。」
一瞬にして、頭の中にあの時の事が思い浮かんだ。
「それは、自業自得じゃん?!」
つぶやくように言った。
「アイツさ、好きになっちゃうとそれしか見えないんだよ。だから許してやってよ?」
「そう言う問題じゃなくて…。」
言えるはずなんかなかった。
お兄ちゃんに教え込まれた体のことなんて。
きっと汚い物のように見られる。
こんな体じゃ面白がられて、セフレにされて終わりじゃん?!
そんなの絶対にイヤ。
ポケットに手を突っ込みながら、ニッコリ笑って秀が立っている。
急いでドアのチェーンと鍵を外すとドアを開けた。
「よっ!!どうしたかと思ってね。」
ニッコリ笑いながら部屋に入ってくるその顔に、あたしはボーゼンとしていた。
だって、ここのホテルなんて教えてないのに…。
「どうして、ここが分ったの?」
「う~んとね、ここで働いてるお姉さんと、前に一晩ご一緒してね。」
「だからって、あたしがいるの知らないでしょ?」
「ここ最近、顔見ないから心配でさ。ちょっと調べたら、ここに居るって分ったから。」
ニカッと笑うその顔に、怒る気にもなれない。
だって、母性本能に訴えるような顔なんだもん!!!
いたずらっ子のような、カッコいいような…。
「それで?何の用事ですか?」
ベットに座ってる秀に、危なさを感じ向かいのソファに座った。
「尚吾が心配してたっつうか?落ち込んでたからさ。」
一瞬にして、頭の中にあの時の事が思い浮かんだ。
「それは、自業自得じゃん?!」
つぶやくように言った。
「アイツさ、好きになっちゃうとそれしか見えないんだよ。だから許してやってよ?」
「そう言う問題じゃなくて…。」
言えるはずなんかなかった。
お兄ちゃんに教え込まれた体のことなんて。
きっと汚い物のように見られる。
こんな体じゃ面白がられて、セフレにされて終わりじゃん?!
そんなの絶対にイヤ。