スピン☆オフ
裏
あの日以来『G』には行ってない。
行く用事もないし、行く必要もなかったから。
久しぶりの『G』は、相変わらず危ない雰囲気だ。
初めてフロアに降り立つと、爆音が耳を突き刺す。
目の前には、確実に高校生と分かる子達が、堂々とタバコを吸い酒を飲んでいる。
なかには中学生や小学生と明らかに分かるような子達が、ロッカーや物陰でセックスしている。
何なの?!この無法地帯は。
唖然としながらも、亮太の好みそうな女の子を物色した。
暗くって、イマイチ顔がハッキリしない。
フロア奥の目立たないドアから、1人の女の子が出てきた。
観葉植物で、入り口が見えなかったけど、何があるのか?
興味本位で近づいて行った。
「あっ!!尚吾さんの彼女さん??」
後ろから肩を叩き、声をかけてきた男。
振り返り顔を見ると、あたしを襲った男じゃん?!
「あのさ、あたし尚吾の彼女なんかじゃないし。」
イラついた声で言う。
「あれ?違ったんですか?」
不思議そうに、首をかしげた。
「違います!!!」
ハッキリ・キッパリ否定した。
「おっかしぃ~なぁ~。尚吾さん、ご機嫌に彼女だって言ってましたけど…。」
アイツめ!!!
行く用事もないし、行く必要もなかったから。
久しぶりの『G』は、相変わらず危ない雰囲気だ。
初めてフロアに降り立つと、爆音が耳を突き刺す。
目の前には、確実に高校生と分かる子達が、堂々とタバコを吸い酒を飲んでいる。
なかには中学生や小学生と明らかに分かるような子達が、ロッカーや物陰でセックスしている。
何なの?!この無法地帯は。
唖然としながらも、亮太の好みそうな女の子を物色した。
暗くって、イマイチ顔がハッキリしない。
フロア奥の目立たないドアから、1人の女の子が出てきた。
観葉植物で、入り口が見えなかったけど、何があるのか?
興味本位で近づいて行った。
「あっ!!尚吾さんの彼女さん??」
後ろから肩を叩き、声をかけてきた男。
振り返り顔を見ると、あたしを襲った男じゃん?!
「あのさ、あたし尚吾の彼女なんかじゃないし。」
イラついた声で言う。
「あれ?違ったんですか?」
不思議そうに、首をかしげた。
「違います!!!」
ハッキリ・キッパリ否定した。
「おっかしぃ~なぁ~。尚吾さん、ご機嫌に彼女だって言ってましたけど…。」
アイツめ!!!