スピン☆オフ
僕はここにいる
綾瀬唯としてのあたしの誕生記念は、終始ボーッとしていた。
頭の中は霧生の事で一杯で。
あのコンビニのお兄さんみたいに、怒鳴られるかもしれない。
だけど早く会いたくて、いろいろ聞きたくて仕方なかった。
あの後、どこで何してたの?
どうして居なくなってしまったの?
今は何をしてるの?
彼女は?
質問ばかりが浮かんでくる。
適当な時間を見計らって尚吾に泣き付かれながらも、急いでホテルに帰った。
シャワーを浴びてベッドに寝転がるけど、霧生に会える嬉しさで明け方まで眠れなかった。
-----朝9時。
完璧にメイクして、入り口の大きな鏡で全身をチェックする。
まるで大好きな人と、初めてのデートみたい。
昨日、秀にもらった住所の書いてある紙をバックに入れて、軽い足取りで駅へ向かった。
霧生の住んでる所は、電車で2時間の所。
今のあたしの住んでいる街より大都市。
これじゃあ全然分からないはずだ。
もっと早く電車走らないかな?
電車の窓の外を見ながら、気持ちは焦っていた。
待ちに待った霧生の住む駅に着くと、早足で改札から出た。
頭の中は霧生の事で一杯で。
あのコンビニのお兄さんみたいに、怒鳴られるかもしれない。
だけど早く会いたくて、いろいろ聞きたくて仕方なかった。
あの後、どこで何してたの?
どうして居なくなってしまったの?
今は何をしてるの?
彼女は?
質問ばかりが浮かんでくる。
適当な時間を見計らって尚吾に泣き付かれながらも、急いでホテルに帰った。
シャワーを浴びてベッドに寝転がるけど、霧生に会える嬉しさで明け方まで眠れなかった。
-----朝9時。
完璧にメイクして、入り口の大きな鏡で全身をチェックする。
まるで大好きな人と、初めてのデートみたい。
昨日、秀にもらった住所の書いてある紙をバックに入れて、軽い足取りで駅へ向かった。
霧生の住んでる所は、電車で2時間の所。
今のあたしの住んでいる街より大都市。
これじゃあ全然分からないはずだ。
もっと早く電車走らないかな?
電車の窓の外を見ながら、気持ちは焦っていた。
待ちに待った霧生の住む駅に着くと、早足で改札から出た。