スピン☆オフ
家出したこと。
尚吾に会った事。
連れ戻された事。
コンビニのお兄さんの事。
そして、秀が調べてくれた事。
今度は、食べるのを忘れて話した。
霧生は、『うん。うん。』と、相槌を打って全部を聞いてくれた。
話し終わると、霧生はジャケットのポケットから携帯を取り出しあたしの目の前に差し出した。
「なに?!」
戸惑うあたし。
「偽造なんか使うなよ。犯罪だぞ。オレは2台持ってるから、1台チワワにあげるから。」
「本当に?!」
ビックリしながら、大喜びで携帯を受け取った。
「そっちは、使ってないに等しいし。」
「本当にいいの?」
携帯の中身を見ると、メールもメモリーも入ってない。
「それ、友達が携帯ショップで働いてて。ノルマがクリアできないからって、頼み込まれて買っただけだから。」
「そっか。だから使ってないんだ。」
「ああ。」
霧生から携帯をもらえて上機嫌。
霧生には会えるし、携帯はもらえるし。
こんなに幸せでいいのかな?
尚吾に会った事。
連れ戻された事。
コンビニのお兄さんの事。
そして、秀が調べてくれた事。
今度は、食べるのを忘れて話した。
霧生は、『うん。うん。』と、相槌を打って全部を聞いてくれた。
話し終わると、霧生はジャケットのポケットから携帯を取り出しあたしの目の前に差し出した。
「なに?!」
戸惑うあたし。
「偽造なんか使うなよ。犯罪だぞ。オレは2台持ってるから、1台チワワにあげるから。」
「本当に?!」
ビックリしながら、大喜びで携帯を受け取った。
「そっちは、使ってないに等しいし。」
「本当にいいの?」
携帯の中身を見ると、メールもメモリーも入ってない。
「それ、友達が携帯ショップで働いてて。ノルマがクリアできないからって、頼み込まれて買っただけだから。」
「そっか。だから使ってないんだ。」
「ああ。」
霧生から携帯をもらえて上機嫌。
霧生には会えるし、携帯はもらえるし。
こんなに幸せでいいのかな?