スピン☆オフ
「花火、見ないのか?」


「…えっ?…う…うん。」


急に声をかけられて我に返った。


その時は、いつもの霧生に戻ってて。


「じゃあ、もう帰るぞ。」


ヘルメットを投げ渡した。


そして、そのまま家に帰った。




花火を見ながら、霧生は何を考えてたんだろう?


花火を見上げた霧生が、目に焼きついて離れなかった。





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