スピン☆オフ
「尚吾?」
「おうっ!こっそり侵入するはずが、ここが唯の部屋とはな。電気くらいつけとけよ。」
電気のスイッチに手が伸びた。
「やめてっ!!つけないで。」
とっさに大声を出してしまった。
「悪るい。気付かれたらマズいよな。」
ゆっくりあたしの近くに歩いてきた。
「こないで!帰って。」
「なんだよ。助けてとか帰ってとか。」
イラついた声。
----本当は嬉しかった。
ただ、こんな姿を見られたくないだけ。
「せっかく秀に調べてもらって、プリンスが登場したのにさぁ。」
そう言った尚吾が見たのは、ベットの隅にうずくまるあたしの姿。
その首から長い鎖が、ベットの足元まで延びてる。
「お願い…見ないで。」
泣くだけ泣いたはずなのに、まだ涙は止まることを知らなかった。
「…なんだよ…これ…。」
あまりの異常な光景に驚愕してる。
「お願いだから。見ないでよ。」
グイッ!!!
泣いて抵抗するあたしを強く抱きしめた。
「おうっ!こっそり侵入するはずが、ここが唯の部屋とはな。電気くらいつけとけよ。」
電気のスイッチに手が伸びた。
「やめてっ!!つけないで。」
とっさに大声を出してしまった。
「悪るい。気付かれたらマズいよな。」
ゆっくりあたしの近くに歩いてきた。
「こないで!帰って。」
「なんだよ。助けてとか帰ってとか。」
イラついた声。
----本当は嬉しかった。
ただ、こんな姿を見られたくないだけ。
「せっかく秀に調べてもらって、プリンスが登場したのにさぁ。」
そう言った尚吾が見たのは、ベットの隅にうずくまるあたしの姿。
その首から長い鎖が、ベットの足元まで延びてる。
「お願い…見ないで。」
泣くだけ泣いたはずなのに、まだ涙は止まることを知らなかった。
「…なんだよ…これ…。」
あまりの異常な光景に驚愕してる。
「お願いだから。見ないでよ。」
グイッ!!!
泣いて抵抗するあたしを強く抱きしめた。