スピン☆オフ
「なんで言わないんだよ…。」
尚吾の声が震えてる。
「言えないよ。」
あたしの声も体も震えてる。
「オレはこんな事くらいで、軽蔑も呆れもする男じゃねぇよ!!」
強く言い切るその言葉に、閉ざされた心に暖かい光が射した。
強く強く尚吾に抱きついた。
涙で言葉になんかならないけど、尚吾には全てが伝わった。
「何にもいらないから、オレが全部受けとめるから。一緒に帰ろう。」
その言葉に何回もうなずいた。
本当に悪に囚われた姫を助ける王子さまのよう。
ポケットからナイフを取り出すと、力いっぱい首輪を切った。
尚吾の声が震えてる。
「言えないよ。」
あたしの声も体も震えてる。
「オレはこんな事くらいで、軽蔑も呆れもする男じゃねぇよ!!」
強く言い切るその言葉に、閉ざされた心に暖かい光が射した。
強く強く尚吾に抱きついた。
涙で言葉になんかならないけど、尚吾には全てが伝わった。
「何にもいらないから、オレが全部受けとめるから。一緒に帰ろう。」
その言葉に何回もうなずいた。
本当に悪に囚われた姫を助ける王子さまのよう。
ポケットからナイフを取り出すと、力いっぱい首輪を切った。