スピン☆オフ
誕生日
あの後、当然尚吾を殴ってやった。
だけど、嬉しそうに真っ赤になった頬を押さえていた。
結局、付き合うとかそういうのはウヤムヤニしたまま。
勢いづいて好きなんて言っちゃったけど、実際どうしていいかまだ迷ってるし。
そして、あたしは『G』に戻って住む事になった。
あのままお姉さん?と一緒に暮らしても、ギクシャクしちゃいそうだったから…。
「唯ちゃんと一緒にいられるなんて夢見たい!!」
ミュウは、凄く喜んでた。
いつも、1人で淋しかったみたいだから。
尚吾とミュウとあたし…。
微妙な三角関係。
その原因は、あたしにあるんだけどね…。
なのに、いつもと変わりなくみんなで笑っていられた。
だけど、その日は珍しく尚吾だけは『G』に来ていない。
丘芹や亮太の恋愛バカ話には笑っていられるけど、どこかソワソワしてしまう。
ブルルル…
ブルルル…
ポケットの中の携帯に、誰かからメールが来た。
『件名 今から
本文 ----
1人でビルまで来てくれないか。』
『G』に来ないと思ったら、ビルにいたのか…。
---でも、あたし1人って。
何だろう??
少しの不安を抱えながら、こっそりと部屋を出てビルに向かった。
もしかして、お兄ちゃんが何かしたのか?
お姉さん…秀のお兄さんと何かあったのか?
頭の中を色々な不安要素が思い浮かぶ。
ビルに着くと急いで階段を駆け上った。
だけど、嬉しそうに真っ赤になった頬を押さえていた。
結局、付き合うとかそういうのはウヤムヤニしたまま。
勢いづいて好きなんて言っちゃったけど、実際どうしていいかまだ迷ってるし。
そして、あたしは『G』に戻って住む事になった。
あのままお姉さん?と一緒に暮らしても、ギクシャクしちゃいそうだったから…。
「唯ちゃんと一緒にいられるなんて夢見たい!!」
ミュウは、凄く喜んでた。
いつも、1人で淋しかったみたいだから。
尚吾とミュウとあたし…。
微妙な三角関係。
その原因は、あたしにあるんだけどね…。
なのに、いつもと変わりなくみんなで笑っていられた。
だけど、その日は珍しく尚吾だけは『G』に来ていない。
丘芹や亮太の恋愛バカ話には笑っていられるけど、どこかソワソワしてしまう。
ブルルル…
ブルルル…
ポケットの中の携帯に、誰かからメールが来た。
『件名 今から
本文 ----
1人でビルまで来てくれないか。』
『G』に来ないと思ったら、ビルにいたのか…。
---でも、あたし1人って。
何だろう??
少しの不安を抱えながら、こっそりと部屋を出てビルに向かった。
もしかして、お兄ちゃんが何かしたのか?
お姉さん…秀のお兄さんと何かあったのか?
頭の中を色々な不安要素が思い浮かぶ。
ビルに着くと急いで階段を駆け上った。