スピン☆オフ
いつもなら、お兄ちゃんと一緒にいたくて、速攻帰りたかったのに。
「ダ~メ。もう10時になるし、中学生は帰るの。」
「いいじゃん。お兄ちゃんなら、好きなだけ遊ばせてくれるよ!?」
仁王立ちで膨れてる。
「お兄ちゃんは保護者でしょ?そんなに遊びたいなら、お兄ちゃんと遊びなさい。」
呆れてる霧生。
「彼女いないんだし、いいじゃん。お兄ちゃん今日は帰り遅いんだもん!!」
「じゃあ、宿題しなさい。」
「…宿題ないもん。」
チラッと霧生から目を逸らした。
「嘘を言うな。」
「…だって。」
スネ始める。
「宿題見てあげるから。」
仕方なさそうに、渋々霧生が言った。
「本当に?!」
「ホントに。」
霧生がポンとヘルメットをあたしの頭に乗せた。
ご機嫌で宿題を持って、霧生の家に向かった。
「ダ~メ。もう10時になるし、中学生は帰るの。」
「いいじゃん。お兄ちゃんなら、好きなだけ遊ばせてくれるよ!?」
仁王立ちで膨れてる。
「お兄ちゃんは保護者でしょ?そんなに遊びたいなら、お兄ちゃんと遊びなさい。」
呆れてる霧生。
「彼女いないんだし、いいじゃん。お兄ちゃん今日は帰り遅いんだもん!!」
「じゃあ、宿題しなさい。」
「…宿題ないもん。」
チラッと霧生から目を逸らした。
「嘘を言うな。」
「…だって。」
スネ始める。
「宿題見てあげるから。」
仕方なさそうに、渋々霧生が言った。
「本当に?!」
「ホントに。」
霧生がポンとヘルメットをあたしの頭に乗せた。
ご機嫌で宿題を持って、霧生の家に向かった。