スピン☆オフ
約束
霧生が冬槻と一歩踏み出せた事が嬉しくて。
ハイテンションで帰ってくると、珍しくお兄ちゃんがあたしの部屋にきてた。
「どこ行ってた?」
「うん。友達の家。」
「宿題してたのか?」
「恋の救世主してきた。」
満面の笑顔で、ベッドに座るお兄ちゃんの隣に座ってもたれかかった。
「なんだ?恋の救世主って?」
不思議そうな顔のお兄ちゃん。
「友達が好きで別れた人とやり直したいけど、どうしていいか困ってて…。」
「それで相談のってたのか。」
「うん。」
「そうか。でも危ないから遅くなるなよ。」
「大丈夫。」
久しぶりのお兄ちゃんに、思いっきり抱きついて甘えてみた。
「そうだ!!紗羽に渡したいものがあるんだ。」
そう言って、ポケットから携帯電話を取り出した。
「携帯なんかどうしたの?」
キョトンとした顔で目の前の携帯を見た。
「ほら、帰りが遅かったりすると色々と危ないだろ?何かあったり、遅くなりそうな時や寂しいときは連絡しろ。」
「うん!!ありがとう。」
これで、いつでもお兄ちゃんと繋がっていられる。
霧生とも連絡が取りやすくなる。
なんて気分は最高潮だった。
ハイテンションで帰ってくると、珍しくお兄ちゃんがあたしの部屋にきてた。
「どこ行ってた?」
「うん。友達の家。」
「宿題してたのか?」
「恋の救世主してきた。」
満面の笑顔で、ベッドに座るお兄ちゃんの隣に座ってもたれかかった。
「なんだ?恋の救世主って?」
不思議そうな顔のお兄ちゃん。
「友達が好きで別れた人とやり直したいけど、どうしていいか困ってて…。」
「それで相談のってたのか。」
「うん。」
「そうか。でも危ないから遅くなるなよ。」
「大丈夫。」
久しぶりのお兄ちゃんに、思いっきり抱きついて甘えてみた。
「そうだ!!紗羽に渡したいものがあるんだ。」
そう言って、ポケットから携帯電話を取り出した。
「携帯なんかどうしたの?」
キョトンとした顔で目の前の携帯を見た。
「ほら、帰りが遅かったりすると色々と危ないだろ?何かあったり、遅くなりそうな時や寂しいときは連絡しろ。」
「うん!!ありがとう。」
これで、いつでもお兄ちゃんと繋がっていられる。
霧生とも連絡が取りやすくなる。
なんて気分は最高潮だった。