スピン☆オフ

「二度とイタズラしないか?」


「んう…うん…。」


笑って言葉にならない。


「よ~し。」


やっと霧生の仕置きから解放されると、顔は笑い涙でグチャグチャ。


「も~う、ひどくない?」


「なんだ?お仕置き足りないか?」


優越感顔で答える。


「あぁ~!!ごめんなさい。」


体が反射的に逃げる体制に入った。


「分ればいいんだよ。」


完全に優越感に入ってる。


「今日は何時まで?」


「遅いよ。終わったらメールするから。」


「うん。今日も冬槻から連絡あるんで、報告待ってるね。」


「分った。」




そう約束するとゆっくりドアを開け、人が居ないのを確認して、そっと病室から出て行った。







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