スピン☆オフ
「良かったね!!霧生くん。あたしは、お邪魔しちゃ悪いので帰りま~す!!」


浮かれモードで帰って行った。


帰る途中、霧生からメールが届いた。


『きっかけをありがとう。また、ハーゲンダッツ食べに来いよ。』


あたしがいなくなった後、上手く行ったことを確信した。


だから、メールの返信は


『ハーゲンダッツは、ストロベリー用意しておいてね!!2人の愛の分だけ(笑)』


なんて茶化して送っておいた。



だけど二度と霧生とハーゲンダッツを食べることはなかった。


---冬槻からも、霧生とのノロケ話を聞くこともできなかった。






< 56 / 298 >

この作品をシェア

pagetop