君が好き。
from 日和
「ゆき…ねぇ?」
しばらく口をぱくぱくさせていると
「何お化けでも見たかのような顔してんのよ。
久々に帰ってきたっていうのに」
いやいや…
久々にって、
「久々すぎるよー!
由希ねぇのバカ!!
ずっと会いたかったんだよ」
わけあって離れてから6年もたって今まで一度も会うことはなかったから本当にビックリ。
「あはは、ごめん★
てか日和大きくなったね…。
いつの間にか由希お姉ちゃんから由希ねぇにかわってるし」
由希ねぇはあたしの1つ上のお姉ちゃん。
すごく大好きなお姉ちゃん。
優しくて美人であたしにはないものいっぱいもってる。
「由希ねぇは…
変わったね。
見た目だけだけどね(笑)
すごく大人っぽくなった。」
「またまたぁ★
でもチロルチョコあげようぢゃないか~
正直者の日和に(笑)」
「うわ~なんだょぉ
もらうけど(笑)
あれだねお姉ちゃん変わったの見た目だけだ(笑)
中身は変わらないね♪」
久々にあった由希ねぇにちょっと戸惑ったけど、見た目だけで中身が変わってなくてよかった。
「ありがとー♪」
「いや、ほめてないしw」
いつまでもこんな姉妹でいたいな…。