･+◇【短編】White love letter

ただ1つの恋の始まり

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◇◆第１章:『ただひとつの恋の始まり』




あなたと私が出逢ったのは


春めき始めた三月の朝でしたね｡




学校に遅刻しそうだった私は




いつもと違う道を行くことにしました｡





何気ないひとつのその選択が




私達を引き合わせましたね｡






私が近道に行こうと塀をよじ登ったら､






視線の先には








あなた､がいたの｡






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