・+◇【短編】White love letter
「光ってる!!!伝説はほんとだったんだ!!!!!!」
『太陽じゃなくて、月にかざしてみればよかったんだ!!!!!』
私達は抱き合って喜びました。
月の光に照らされた石は
透明な、暖かな輝きを放っていました。
「葉月‥っ」
私は泣きながらあなたの名前を呼びました。
「葉月はきっと、愛されてたんだよ‥。」
『‥‥‥うん』
あなたも、顔をしわくちゃにして泣いていました
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