・+◇【短編】White love letter
病院に向かう道の私は
恐ろしく冷静だったように思います。
だってあなたが死ぬなんて
そんなこと信じてなかったから。
葉月は絶対生きている、生きている、、、、、、
心の中で繰り返していました。
――‥ガラガラッ
『小春ちゃん!!』
葉月の病室のドアを開けると
真っ赤な目をした蒼井さんや看護士さんが目に入りました。
そしてそこには、
ただ静かに眠っているような
あなたがいました。
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