時を渡る彼ら
~第一章~ 日常
物語は目覚めのシーンから始まることが多いが、この物語も例外ではない。
「う~ん……」
掛け布団の中で携帯の目覚ましアラームが鳴る。某有名深夜アニメソングが睡眠中の沈黙を破った。手探りで携帯を探す僕。ようやっと見つけて携帯を開ける。
「はあ、もう朝か……」
設定した時刻、朝の6時30分きっかりだ。
とりあえず時間通りに起こしてくれた携帯に感謝の念を抱きながら、枕の反対がわにあるカーテンをサッと開けた。
朝日が薄暗い部屋をきらきらと照らす。
僕の部屋は、入ると目の前に大きな窓がある。右から左に一面に取りつけられていて、日差しがとてもいいのが僕の部屋のとりえだ。
さて、洗面台に行って顔を洗い、制服に着替えて、軽く身だしなみを整え、まだ寝ているアイツを起こそうとアイツの部屋に行く。
「おい、絵夢」
反応なし。まあこの程度じゃ起きないか。
絵夢は僕の妹だ。これで(エム)と読む。
妹なのだが、絶望的に目覚めが悪い。恐らく僕が起こさなかったら永遠に眠り続けているだろう。12時間眠らないと、人として生きていく為の機能が衰える。昨日は洗顔クリームで歯磨きをしていた。こんな妹が今日から中学生だから笑える。
「う~ん……」
掛け布団の中で携帯の目覚ましアラームが鳴る。某有名深夜アニメソングが睡眠中の沈黙を破った。手探りで携帯を探す僕。ようやっと見つけて携帯を開ける。
「はあ、もう朝か……」
設定した時刻、朝の6時30分きっかりだ。
とりあえず時間通りに起こしてくれた携帯に感謝の念を抱きながら、枕の反対がわにあるカーテンをサッと開けた。
朝日が薄暗い部屋をきらきらと照らす。
僕の部屋は、入ると目の前に大きな窓がある。右から左に一面に取りつけられていて、日差しがとてもいいのが僕の部屋のとりえだ。
さて、洗面台に行って顔を洗い、制服に着替えて、軽く身だしなみを整え、まだ寝ているアイツを起こそうとアイツの部屋に行く。
「おい、絵夢」
反応なし。まあこの程度じゃ起きないか。
絵夢は僕の妹だ。これで(エム)と読む。
妹なのだが、絶望的に目覚めが悪い。恐らく僕が起こさなかったら永遠に眠り続けているだろう。12時間眠らないと、人として生きていく為の機能が衰える。昨日は洗顔クリームで歯磨きをしていた。こんな妹が今日から中学生だから笑える。