教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜




「佐々木先生と中村先生てばひどいんです!!二人ともずっと隠してたんですよ〜」

「杏利〜何やってんのよぉ〜」

「私達3人同期じゃない!!教えてくれてもよかったじゃない!!」

「杏利!!あんたって...奴...は..バタッ」

「ちょっ!!奈美!!奈〜美」


ダメだこりゃ...
二人ともベロンベロンだし、奈美は潰れてるし...
この三人どうしたらいいんだよ...


そんな時に丁度よく大輝から電話が掛かってきた。

『もしもしあのさ「大輝‼︎助けて」

『はっ?どうした!?』

「居酒屋で奈美と大輝のお友達に会ったの。で、一緒に飲みだしたんだけど、3人ともベロンベロンで奈美は潰れてるし...」

『はぁ〜...で、俺にどうしろと』

「迎えに来て下さい」

『わかったよ、杏利の車は?』

「居酒屋の駐車場に停めてる」

『リョーカイ、ってどこの居酒屋!?』

「学校行きつけのとこ...」

『じゃあタクシーで行く』

「うん...お願いします...」

『じゃあ、また後でな』

「うん、じゃあね」

「佐々木先生〜!!!どこに行ってたんですかぁ〜」
「ちょっとね...」

「あっ、わかった!!中村先生だなぁ〜!!」

「う、うん」

どうにかして…この酔っ払い。




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