教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜




「奈美、着いたよ」

「ゔぅ〜...」

「行くよ、はい捕まる」

「んん〜...」

奈美の家に来るのは久しぶりだな。

「よいしょ、じゃあ私帰るからね」

「んん〜」

「鍵はポストに入れとくからね」

「....」

「ハァ〜メールしとくか」


―――――――――....

「拓也も送った。で...」

「「こいつが問題だ」」

「椎名先生〜家どこなの?」

「えぇ〜知らな〜い♪」

「困ったなぁ...」

「そうだ!!お姉ん家に連れて行こう!!あのマンション広いから、部屋余りまくってるし♪」

「いいのかよ...なんか後が怖えぞ...」

「いいのいいの♪電話してみよ」


「もしもしお姉?」

『どうした?こんな時間に』

「あのさ悪いんだけど、知り合いを泊めてあげてくれない?うちじゃ狭くて泊められないから」

『いいけど...』

「よかった♪酔ってて家を聞いても“知らない”の一点張りでさ。余ってる部屋に泊めてあげて」

『わかった。用意して待ってるから、早く来なさい』

「は〜い♪ありがとうブツッ」

これで平和だっ♪
お姉には悪いけど、頼んだよ!!

「OK♪お姉ん家へLet's GO!」





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