教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜
「杏利〜ご飯食べてく?」
「いいの?」
「あっちも盛り上がってるしね」
「やったぁ」
「やっぱや〜めた、帰りな。」
「ごめんってば、ちゃんと手伝うから」
「よろしい」
−−−−−−−−.....
「いっくんご飯だからそろそろ終わりにして」
「わかったよ」
この人見かけによらず料理は上手いんだよね〜...
いきなりだったのにちょちょいと作っちゃうし。
野菜たっぷりトマトスープ、ハンバーグ特製ソース、手作りのドレッシングとシーザーサラダ。
「食べましょ」
「「「「いただきます」」」」
「すげ〜...」
「悪かったね、料理が上手くなくて」
「この子料理はダメだからね、こないだも必死になって怒られながら叔母さんに教えてもらったらしいし」
「お母さんのおしゃべり...」
「あんたのことは全部筒抜けよ」
「ハァ〜夏休みだしそろそろ連れていかないとだよね」
「叔母さんがキャッキャ言ってたよ、まぁ中村先生も頑張れ」
「えっ...」
「ハァ〜気が重い...」
「叔母さんもだし、うちのお母さんもだけど彼氏とかを会わせると大変よ...」
「そうそうそう」
「いっくんをはじめて会わせた時もまぁ〜大変だったもん」
「「我が家に行くのは地獄」」
お母さんから連絡来るまで行くもんか!!