教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜
「もしもし」
『もしもし、杏利?』
「はい、今さ部活のコンクールで会場にいるの。だから、また明日ね」
『ちょっと〜杏利、杏利!!杏ブチッ』
「ハァ〜」
「どうしたの先生?」
「まぁいろいろ」
「ふぅ〜ん」
それから生徒達を駅まで送った。
「「「さよなら〜」」」
「さよなら」
『もしもし』
「もしもし、お姉?」
『あぁ、今終わったとこ』
「どこに行けばいい?」
『今駅だよね?』
「うん」
『じゃあそっち向かうから、待ってて』
「わかった」
『じゃあね』
「はーい」
−−−−−−−....
「杏利」
「あっ」
「はい、これ公表用紙」
「ありがとう」
「いっくんが車で待ってるから、行こ」
「うん」