教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜




「もしもし」

『もしもし、杏利?』

「はい、今さ部活のコンクールで会場にいるの。だから、また明日ね」

『ちょっと〜杏利、杏利!!杏ブチッ』

「ハァ〜」


「どうしたの先生?」

「まぁいろいろ」

「ふぅ〜ん」


それから生徒達を駅まで送った。

「「「さよなら〜」」」

「さよなら」



『もしもし』

「もしもし、お姉?」

『あぁ、今終わったとこ』

「どこに行けばいい?」

『今駅だよね?』

「うん」

『じゃあそっち向かうから、待ってて』

「わかった」

『じゃあね』

「はーい」


−−−−−−−....


「杏利」

「あっ」

「はい、これ公表用紙」

「ありがとう」

「いっくんが車で待ってるから、行こ」

「うん」





< 130 / 433 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop