教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜
〜翌日〜
優木先生と幾音さんと3人で駅前で三浦翔太を待っている。
「すみません、仕事が長引いてしまって」
「大丈夫ですよ、紹介します。妻の真希と利香ちゃんのお姉さんの彼氏の中村 大輝くん」
「「はじめまして」」
「行きましょうか」
「はい」
カフェは昼時とあって混んでいた。
「優木さんからお電話なんてビックリしました」
「ハハッだけど、世間って狭いね」
「本当です...まさか優木さんの奥様が利香の従姉妹だなんて」
「利香なんかとどうして付き合ってるの?中村くんと同い年だからもっと同い年とかでいい人がいたでしょう」
「友人の妹の親友が利香で友人の家に遊びに行ったらそこに利香も遊びに来ていて、そこで僕が一目惚れして友人の妹に利香を紹介してもらってそこからデートを重ねてから付き合うことが出来ました。僕も最初は自分でも思いましたよ、6歳も年下に惚れるなんてって。でももう利香じゃないとダメなんです」
「そう...」