教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜




家に帰ると少々ご機嫌斜めな杏利さん...

「なんでそうなるのよ」

「20歳になったらってお父さんが許してくれたんだもん♪」

「はぁ...まさかあんたに先越されるとは...」

「お姉ちゃんも早く結婚したらいいじゃん!!」

「今担任持ってる子達を卒業させてからって決めてるんです」

「作っちゃえ!!」

「馬鹿じゃないの!!」

「まぁまぁあんまり怒ると熱が上がるよ」

「あんたねぇ...」

「じゃあお大事に♪」

「ちょっと!!待ちなさい!!」

「はい、落ち着く」

「ハァ〜」

「今度はどうしたんだ?」

「結局20歳になったら結婚するんだと。で、あの子の誕生日に婚約するんだってさ」

「お父さんから許可はもらったのか?」

「えぇ、お父さんも結局許すなんて馬鹿よね!!」

「ハハッ、ハハハハハ...」

「大輝もそう思わない!?20歳で結婚よ?私なんかそれぐらいの時一生懸命勉強して教師になるために頑張ってたのに...」

「そうだな、じゃあなんか作ってくるから待ってて...」

「もう呆れた!!親戚中に電話してやる...」


熱も何も忘れてるな;;

本当に過労か?ピンピンしてるぞ?




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