教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜
無理矢理追い返された俺達.....
「すみません....」
「大丈夫ですよ。」
「それよりお腹空きません?」
「確かに...」
「ハハッじゃあその辺のファミレスでも入りましょ」
「はい!」
暫く歩いて、見つけたファミレスに入ろうとすると窓際の席に見覚えのある顔がいた。
「ゲッ....」
「どうしました?」
「あれって....」
「あっ...」
そこに居たのは柏木達.....
いまの俺の宿敵と言ってもおかしくない....
「もう6時だしあいつら帰るよう注意しないとな」
「私が行きます、私のクラスの子だし...ね?」
「じゃあ俺は何かあったらすぐに行くので」
「はい」
俺はただただ後ろ姿を見守ることしかできなかった...