教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜


「では先生方でじゃんけんをして勝ったクラスから対戦相手を決めましょう」

「「「「「「さいしょはグーじゃんけんポン」」」」」」

「はい、佐々木先生、中村先生、椎名先生はもう一回そこでじゃんけん、負けた日とももう一回」

「「「さいしょはグーじゃんけんポン」」」

「やった〜」

「じゃあ2組から」

「1組」

「4組」

「3組で」

「5組は6組ってことで…じゃあ1組対2組から」

「作成会議したいです」

「はい、じゃあ一分間作成会議スタート」

「じゃあ雪玉作る人」

「はーい」

「投げるのは」

「そこは野球部だろ」

「ソフト部も」

「じゃああと投げるのに自信ある人」

「「は〜い」」

「じゃあこれで決定、先生はどっちか得意な方に回ってね」

「了解」

「作戦解除終わり〜では、試合を開始します。位置について….よーいスタート」

「佐々木先生!絶対負けないから」

「こっちこそ、絶対負けないから」

「「先生…何もしないならそこ…どいて」」

「「あっ、ごめん…」」

ークラス同士の雪が溶けてしまうような熱血的な戦いが始まった

「最後に向けてでっけぇの作っとけ」

「「はい、はい」」

女子の雪玉作りが職人技になってきた。

男子からいくら腹の立つ言い方をされてもはい、はいと済ましてまるで熟年夫婦のような関係…



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