教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜


<大輝Side>

2日目はとにかくテンションの低かった杏利…だかすっかりテンションは元に戻った。

3日目は班別活動、みんな温泉など好き好きの場所へ行った。

中にはなぜか猫と友達になり、連れ帰ってきた奴も…
猫はすっかりこの施設に住み着いてしまった。
施設の方は喜んで可愛がっているが、少し申し訳ない…

そして今日4日目あっと言う間に帰る日になった。
また半日バスに乗ってなければならない


バスレクで行きはカラオケで散々みんな歌って過ごしたが、帰りは疲れてみんな寝るはず。

「全員いるかー?」

「「はーい」」

「居ない奴手挙げろ」

「はーい」

「よし、全員居るな」

「先生スルーはないだろ」

「運転手さん、うるさいですがよろしくお願いします」

「はい、安全運転でお送りします」

「お願いします」

「先生〜」

「あ?」

「カラオケ始めていい〜?」

「いいけど、立つなよ」

「はーい」

あと1時間もすればみんな疲れて寝るはず。

俺は寝る‼

「おい、会長〜」

「はい」

「先生寝るからあとよろしく」

「はーい」



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