教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜
「離乳食こんな種類あるんだ、杏花どれが食いたいか?」
「杏ちゃんはこれが今お気に入りなんだよね〜」
近所のドラックストアに買い物に来ている。
もちろんだけど、何がなんだかんだわからない杏花はポカーンとしている。
「じゃあこれ買うか」
「今日はパパがご飯作ってくれるって、楽しみだねぇ」
「何食いたい?」
「なんでもいいよ、久々にオムライスもいいな〜」
「じゃあオムライスな」
「やった」
「杏花ももうちょっと大きくなったら食べさせてやるからな」
「やったね、杏ちゃん」
一家には常に笑顔が絶えることはなかった…