好きで、好きで、好きで、私が私じゃ、無くなる。〔完〕
第6章 毒
次の日、教室に入った瞬間から、
妙な違和感に気がついた。
クラスメートが私に対して妙によそよそしいというか
一歩距離を置いているような。
いつものように恋愛相談で私を囲むこともない。
舞子でさえ、挨拶もしに来ない。
イジメなんて無縁だと思い込んでいた学校生活で
いきなりクラス中一斉無視されることになってしまった。
妙な違和感に気がついた。
クラスメートが私に対して妙によそよそしいというか
一歩距離を置いているような。
いつものように恋愛相談で私を囲むこともない。
舞子でさえ、挨拶もしに来ない。
イジメなんて無縁だと思い込んでいた学校生活で
いきなりクラス中一斉無視されることになってしまった。