好きで、好きで、好きで、私が私じゃ、無くなる。〔完〕

でも、それ以上は聞いてはいけない、ような。


私は、淳の後ろについていくように、そのコンビニに入った。





どこにでもあるチェーン店のコンビニ。

「あれ。いないなあ」

淳はキョロキョロと見渡している。

私はコンビニなんて入ることもないので、興味津々に店内を眺めた。

「あ、私お茶買お」

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