【完】play boy にご用心
愛SIDE
「...んふっ。はぁ...。」
容赦なく私の舌に絡ませてきた神山くんの熱い舌。
「よし...。もういい。また明日な。」
「う...ん。」
手を振って去っていく神山くん。
あぁ...。
こういう少しのところで改めて実感。
神山くん...蓮は私のことなんかほかの女子とおんなじおもちゃ。
だって...分かれ道になっても家まで送ってくれないんでしょ。
でもわがままは言っちゃだめだから。
近くに入れるだけでもいいって思わないと...。
自分に言い聞かせるようにそう思った。