【完】play boy にご用心

あの日の記憶がよみがえった。

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夜の道をお母さんのおつかいでコンビニまで行った帰り。


あまったお金でソフトクリームを買って歩きながら食べる。



夜に...そんなことしなければよかった。



「「ドンっ----」」



人とぶつかって弾き飛ばされた。



「ってぇな!...誰だ俺にぶつかってきたのは。」

「こいつですよ、そこの...。」


私だって痛かったよ。

しかも絶対私のほうが被害が大きい。



人の声がして目を開けた。


「ご...めんなさい。」



一応素直に謝ったけど見えないんだからね!


「あぁ!!俺の服にべったりソフトクリームが...。」

「ほんとっすね。これは何してもらいましょうか。」



何って...。


ていうかソフトクリームがないことに今気づいたよ。



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