【完】play boy にご用心


「櫂はないのか?恋とかそういうの。」




俺はこんな質問したらだめだったのかもしれない。


いつも元気すぎる櫂が少し、いやかなり切なそうになった。




「俺は最初から愛が好きだった。」





気づいてた。


俺と愛に声をかけてきたときから。



でも、触れないようにしていた。



「櫂...。」



知ってたのに気づかない振りしててごめんな。



切なそうにテーブルに目をやった。







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