今でも君が大好き



『………』


『…………』


何か話さなきゃ話さなきゃ。


『『あのさっ!!』』


『『えっ……?』』


言葉が重なった。


『ぷっ……あははははっ』


いきなり翔太が大笑いした


『笑いすぎ〜』


『俺らすごくね!?』


『まさかのだよね』


あ、緊張とけてきたかも…


『何か、お前ってうけるよな』


『な、なにが!?』


『反応とか〜』


『え?普通だよっ』


『何かおかしい』


『それわないしっっ』


『まあ褒め言葉ではないよな』


『うわっ!翔太めー』


軽く翔太を叩いた


『あ"ー複雑骨折したー』


『ありえないしっっ』


やばい。楽しい!
普通に話せてるっ


『あ、学校着いた〜』


『あ、本当だ』


『はやく保健室に行かなくては』



翔太が走りだした


『うわっはやいよー!』


急いで追いかける


『おっそいなーほらっ!』


ギュッ


手をつかまれた。


『全速力〜』


『ぎゃあああ〜』


下駄箱にすぐ着いた。

翔太……はやすぎる。





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