今でも君が大好き




『…………』



言葉が出てこなかった。
いや 出す言葉もなかった。



自分の顔の表情が
どうなってるのかも分かんない




ただただ携帯の画面を
見つめることしかできなかった




『優果……?だ、大丈夫??』


美亜が心配していた。


『え!?あ、ご、ごめんっ』


『あのさ……どうだった?』


『…………』


『ゆ、優果?』


『………ッ』


『ど、ど、どどうしたの!?』


『あ、ごめんごめんー』


『大丈夫?』


『うん!』


『ほんとの本当に??』


『うんっ』


『じゃあさ……』


『ん?』










  『何で泣いてるの??』









.
< 3 / 12 >

この作品をシェア

pagetop