冷たい君の裏側に

しばらくして、柊が来た。


「暑…」


半袖のユニフォームをパタパタしてる。
あ…

部活の時は髪結んでるんだ。

茶色の髪をハーフアップにしている。


ユニフォームは汗で湿ってる。



「なんか食べて帰りたいな」


今は一時。
お昼食べたいな~。

「いーよ」


柊がすんなりと頷いたことに驚きながら、ファーストフード店に向かった。


高校生にお金なんて無いんだから、節約しないとね。


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