冷たい君の裏側に



高めの身長に、サラサラの黒髪。

大人っぽい、未音の親友。



「サボリ?先生が探してたわよ」


「あ、やっぱ?」



何故か無理に明るく振る舞ってしまう。


「…未音のこと、聞いた」

「…そっか。俺……まだ好きでいていいのかな」




そう言うと、本城瑠奈はキョトンとして言った。



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