X'masの奇跡
そうあたしが話し掛けると沙夜は察したみたいだった。
ありがと。沙夜。
「じゃぁ行こっか。」
そうしてあたしと蘭ちゃんは体育館裏にきた。
「藍貴ちゃん。どういうことかな??」
あたしは蘭ちゃんの殺気き怯えながらも、こう返した。
「ちゃんと別れるから。だけどX'masまで時間を、ください。X'masに別れを告げるから.....」
「はぁ。ホントに別れるんだよね。しょーがない。X'masまでね。」
そう呟いてこの場を立ち去った。
その時、蘭ちゃんがニヤッと笑っていたことになぜ気付かなかったんだろう.....