X'masの奇跡


「うん。そーしよっか。」


笑顔で答える。

あたしはこの観覧車で別れをきりだす。


「お次のお客様どうぞ。」


とうとうあたしたちのばんがきた。

あたし、舜の順番で乗り込む。


「カップルのお2人様お楽しみください。」


従業員の笑顔が痛いくらい胸に突き刺さった。


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