X'masの奇跡


「沙夜から教えてもらった。藍貴が俺に今日別れを告げようとしていることも。」


「うそだ.....あたしのこと嫌いなんでしょ??だから冷たいんでしょ!!素っ気ないんでしょ!!....あっ...」


思わず本音を口にしてしまった。


「なんでもない。忘れて。忘れてくれてい..ン.」


その言葉を遮るようにあたしの口がなにかにふさがれた。

それが舜の口で、あたしはキスされてるんだって気付いたのは、舜と目が合ってからだった。


「っ//////」


キスされたんだと気付いたとたん顔が真っ赤に染まった。


< 65 / 71 >

この作品をシェア

pagetop