X'masの奇跡
「沙夜から教えてもらった。藍貴が俺に今日別れを告げようとしていることも。」
「うそだ.....あたしのこと嫌いなんでしょ??だから冷たいんでしょ!!素っ気ないんでしょ!!....あっ...」
思わず本音を口にしてしまった。
「なんでもない。忘れて。忘れてくれてい..ン.」
その言葉を遮るようにあたしの口がなにかにふさがれた。
それが舜の口で、あたしはキスされてるんだって気付いたのは、舜と目が合ってからだった。
「っ//////」
キスされたんだと気付いたとたん顔が真っ赤に染まった。