また恋をした
 
キシ、とベッドのスプリングが唸った。
 
それすらも官能的な音に聞こえて、あたしは布団に潜り込んだ。
 
 
 
布団から顔を出すと、彼の顔はすぐ近くに迫っていた。
 
先ほどまで舐めていたチョコレートの甘さが残った舌を彼は吸った。
 
同時に、彼はあたしを貫いた。
 
 
 
あたしは彼のものになった。
 
 
 
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