花とキミ*春・夏
「うん、そうだったけど‥」
「じゃあ‥やっぱり、そうだって!!」
「「「キャーッ!!」」」
突如、教室の外から
叫び声がした。
「あ、王子が来たんじゃない?」
「‥え?」
窓の外を覗くと、2人のイケメンさんと
女の子たちが見えた。
「ホントだー!!あの人だよ。
同じ学校だったんだねー
あの、隣にいる人は?」
「あの人も、王子と同じくらいの人気者。
性格とかは、正反対らしいけど。」
「そうなんだ‥」
確かに、隣の人は金髪に近い茶髪だし
皆に、笑顔をふりまいている。
「‥あ!!」
大変なこと、思い出しちゃった。