花とキミ*春・夏
「あ、俺は如月雷哉って言います!!
よろしくね〜♪」
「え‥はい。」
「‥いきなり、何なのよ?」
ホントにタイプの違う2人だな。
「んー‥仲良くなりたいなー
って思ってさ?」
「意味分かんない‥」
「璃菜、失礼だよ!!
えっと‥私は、桜井花菜です。」
「うん、知ってるよー
よろしくね♪」
知ってるとか、変態かっての!!
雷哉は、美人の方に顔を向けて
自己紹介を促した。
「藍沢璃菜。」
淡々と自己紹介すると、
そっぽを向いてしまった。
「よろしくー♪」
雷哉はめげずに笑顔で言っていた。