花とキミ*春・夏
それから、藍沢が宿題を終えて
花菜と話始めた。
「‥はぁ。」
さっきから視線を感じる。
女も男も両方‥
「雷哉‥早く終わらせろ。」
隣にいる雷哉にコソッと
話しかけた。
「何か、視線感じてると
疲れるんだよ。」
「ねぇねぇ、あの人
めっちゃイケメンじゃない?」
「本当だぁ〜あたし、好みなんだけど!!」
女の声は集中出来ねぇし‥
「あそこにいる子、可愛くね?」
「あぁ〜守ってあげたいタイプだな。」
男の声は‥‥‥イラつく。
「後、少し‥
あー!!終わった♪」
「じゃあ‥帰るか。」
「空哉、何言ってんだよ!!」