花とキミ*春・夏
「それより花菜ちゃん!!
早く準備しなきゃ〜」
「あっ‥ごめんなさい‥」
「じゃ‥行きましょ〜♪」
「あ‥橘さん、
ありがとうございましたー」
「花菜ちゃん、どの浴衣がいいー?」
琉実さんは色んな色の浴衣を
並べて見せてくれた。
「んー‥」
「でも、やっぱり‥
これなんかどうかな〜って‥」
琉実さんは持ち上げたのは、
薄いピンクの浴衣。
お花がたくさん描いてあって可愛い‥
「私も、それがいいです♪」
「じゃあ、決まりね♪」
浴衣を着付けてくれて、
髪も綺麗に結ってもらった。